鹿児島県警鹿児島中央警察署は、警察官や検察官になりすまして女性から現金をだまし取ったとして、ベトナム国籍の男を詐欺の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、住所不定・職業不詳でベトナム国籍のレー・チュン・キエン容疑者(25)です。警察によりますと、レー容疑者は仲間と共謀し、令和7年9月下旬から10月上旬にかけて、鹿児島市に住む60代の女性に対し「マネーロンダリングの捜査をしている」「紙幣の番号を確認するため、現金をすべておろして自宅の車の中に入れておいてほしい」などと、複数回にわたり嘘の電話をかけた疑いが持たれています。
女性が指示に従い、車庫の車内に現金580万円を置いたところ、数分後には持ち去られていたとのことです。その後、被害届を受けた警察の捜査により、レー容疑者の関与が浮上しました。
調べに対しレー容疑者は「車の中に置いてあった荷物を取ったことは間違いない」と容疑を認めています。なお、レー容疑者は同様の手口で鹿児島県姶良市の80代女性から現金600万円をだまし取った疑いにより、令和8年3月にも逮捕されています。警察は、同容疑者が現金を受け取る「受け子」役であり、SNSを通じて集まる「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」による事件とみて、余罪の調査を進めています。


