アラブ首長国連邦(UAE)から末端価格にして約143億円相当の覚醒剤を密輸したとして、警視庁は密輸グループの指示役とみられる男を逮捕しました。
覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで逮捕されたのは、日本国内に居住するパキスタン国籍のバット・シャフカット・ムシュタック容疑者(53)です。
警視庁の調べによりますと、ムシュタック容疑者は2025年、海外の密輸グループと共謀し、UAEから覚醒剤約270キロを密輸した疑いが持たれています。同容疑者は、東京湾へ到着した貨物船のコンテナ内に秘匿されていた覚醒剤を、茨城県内へ運搬するよう指示を出すなど、国内での荷受け作業を主導していたとみられています。
取り調べに対し、ムシュタック容疑者は「全く身に覚えがない」と供述し、容疑を否認しています。警視庁は、組織の実態や背後関係など、密輸グループの全容解明に向けて捜査を継続しています。


