婚活アプリで女性を装い男性から現金をだまし取ったとして、警視庁は詐欺と窃盗の疑いで、ベトナム国籍のフィン・グエン・トアン・タイン容疑者(25)を逮捕した。
捜査関係者によると、フィン容疑者は仲間と共謀し、2025年12月から翌2026年1月にかけて婚活アプリ上で40代女性を装い、当時52歳の男性に恋愛感情を抱かせたうえ、「インターネットショッピングサイトの運営資金を提供してほしい」などとうそを言い、現金約800万円をだまし取った疑いが持たれている。このうち約100万円を、東京都足立区のコンビニエンスストアに設置されたATMから引き出したとされる。
同じATMで連日現金を引き出していたことを不審に思った店員が警視庁に通報し、事件が発覚した。
警視庁が自宅を捜索したところ、他人名義のキャッシュカード約200枚が見つかった。これらはオレオレ詐欺や架空請求詐欺、SNS型投資詐欺などに悪用されていたとみられ、被害は全国15都府県の28人に及び、総額は約2億4000万円に上るという。
警視庁は、フィン容疑者が複数の特殊詐欺グループが使用する口座を管理していた可能性があるとみて、事件の全容解明を進めている。




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