3月21日未明、福井県坂井市の三国港にある三国防波堤灯台付近で、釣りに訪れていたベトナム国籍の技能実習生5人が海に転落する事故が発生しました。福井海上保安署によると、救助された2人のうち1人の死亡が確認され、現在も3人の行方が分かっておらず、海保や県警による捜索が続いています。
事件の通報があったのは同日午前2時45分ごろ、一緒に現場を訪れていた男性から「友人が海に落ちた」と110番通報がありました。当時、現場には20代から30代のベトナム人男性ら計8人が釣りのために訪れていました。まず1人が波にさらわれて海に転落し、救助しようとした仲間たちも次々と波に飲み込まれたとみられています。
転落した5人のうち、午前6時すぎに救助された大阪府在住の男性(23)は命に別条ありませんが、その後、現場から約4キロ離れた雄島付近の海上で発見された男性1人は、搬送先の病院で死亡が確認されました。依然として残る3人の行方は分かっていません。
現場となった防波堤は立ち入り禁止区域で、入り口には看板も設置されていました。事故当時、現場付近には波浪注意報が出されており、転落した人の中には救命胴衣を着用していない人もいたということです。海上保安庁と警察は、当時の詳しい状況を調べるとともに、懸命な救助活動を続けています。




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