島根県出雲市の男性が現金3400万円をだまし取られた「ニセ警察官詐欺」事件で、出雲警察署は4月8日、犯行グループの一員とみられる中国国籍の男(31)を詐欺と窃盗の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、男は2026年2月、仲間と共謀して出雲市の70代男性に対し、山口県警の警察官を装って電話やSNSで接触しました。「あなたに逮捕状が出ている」「口座の資金調査に協力すれば逮捕を免れる」などと嘘を言い、指定の口座へ現金3400万円を振り込ませた疑いがあります。さらに、埼玉県内のATMでこの一部を含む現金200万円を引き出した疑いも持たれています。
被害に気づいた男性からの届け出を受け、警察が防犯カメラの映像解析など捜査を進めた結果、男の関与が浮上しました。
警察の調べに対し、男は中国語で「日本語が話せないので、だましていません」「引き出した件は知りません」と述べ、容疑を否認しています。警察は、男がグループ内で現金を引き出す「出し子」役を担っていたとみて、余罪や共犯者についても詳しく調べています。


