ポケモンカードを不正に購入したとして、警視庁は私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗の疑いで、ベトナム国籍の男2人を逮捕した。逮捕は3日と4日で、5日に発表された。
逮捕されたのは、東京都北区に住む通信事業会社「H&C」社長のドー・バン・クオン容疑者(39)ら2人。警視庁によると、2人は2024年6月から9月にかけて、不正に入手したSIMカードを使い、架空の人物名義で複数のアカウントを作成。ポケモングッズを扱う公式通販サイトに会員登録し、抽選販売でポケモンカード30箱(販売価格計約16万円相当)を購入して盗んだ疑いがもたれている。
これらのポケモンカードは、購入数に制限が設けられていたが、2人は複数のアカウントを使うことで制限を回避していたとみられる。警視庁は、1パック5400円で購入したカードを、SNSなどを通じて1万5000円ほどで転売する行為を繰り返し、定価の2倍を超える価格で販売していたとみており、不正な利益は少なくとも約424万円に上るとみている。
配送先には、クオン容疑者が経営する会社の住所や、別のベトナム国籍の人物の住所が使われていた。誤った表記の住所でも登録や配送が可能だった仕組みを悪用した可能性もあるという。
警視庁は、2人が1万5000枚以上のポケモンカードを不正に購入していた可能性があるとみて捜査を進めている。なお、クオン容疑者はSIMカード370枚を不正に購入した詐欺の疑いで、2024年10月に逮捕され、その後起訴されている。認否については明らかにされていない。



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