警察官や検察官を名乗り、多額の現金をだまし取ったとして、長崎県警は3月23日、中国国籍の男を詐欺などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、大阪市で自営業を営む中国国籍の程健(チャン・チェン)容疑者(38)です。程容疑者の逮捕は、今回で4回目となります。
警察の調べによりますと、程容疑者は2025年4月、共謀者とともに神奈川県の30代男性に対し、警察官や検察官をかたって電話をかけました。その際、LINEのビデオ通話で偽の逮捕状を提示し、「あなたの口座がマネーロンダリングに悪用されている」「潔白を証明するために、現金を金融庁が管理する口座へ送金してほしい」などと言葉巧みに信用させ、約1136万円を振り込ませた疑いが持たれています。
程容疑者はこれまでにも、同様の手口で神奈川県の女性から1000万円余りをだまし取った疑いや、新潟県の女性から現金を詐取した疑いなどで繰り返し逮捕されていました。
巧妙化する「ニセ電話詐欺」の被害が拡大する中、警察はほかにも余罪があるとみて、組織の実態解明に向けた捜査を詳しく進めています。



