金融機関職員ら装い金地金1.8キロ詐取か 中国籍の男2人を逮捕
札幌市の50代男性から金地金1.8キログラム(時価約4200万円相当)をだまし取ったとして、警察は詐欺の疑いで中国籍の男2人を逮捕した。
逮捕されたのは、いずれも中国籍で、千葉県柏市に住む無職の男(25)と、神奈川県横浜市に住む自称・塗装工の男(20)。
警察によると、2人は氏名不詳者らと共謀し、2025年11月26日ごろから12月10日までの間、金融機関職員や警察官を装って札幌市在住の50代男性に電話やメールを送り、「通帳などが犯罪に使用されたため逮捕状が出ている」「身体を拘束する代わりに資産を拘束する必要があるが、金を購入すれば資産拘束の手続きが早く終わる」などとうその説明をした。そのうえで、東京都内の指定場所に金地金1.8キログラムを置かせ、だまし取った疑いが持たれている。
被害にあった男性は1人暮らしで、東京まで金地金を運び、指定された場所に置いたという。25歳の男が回収役、20歳の男が見張り役とされる。
男性はその後、相手から連絡が途絶えたことなどから不審に思い、12月11日に警察署を訪れて被害が発覚した。警察は防犯カメラ映像などから2人を特定し、2026年2月3日から10日までの間にそれぞれ逮捕した。
2人は「金地金とは知らなかった」と述べ、容疑を否認している。
警察は「警察官が現金の振り込みや金塊の購入を依頼することはない。不審な電話があれば警察に相談してほしい」と注意を呼びかけている。



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