偽のマイナンバーカードを作成したとして、七尾署は13日までに、有印公文書偽造の疑いで、中国籍で東京都大田区蒲田2丁目在住の無職の男(36)を逮捕した。逮捕は12日付。石川県警がマイナンバーカードの偽造容疑で逮捕するのは初めて。
逮捕容疑は、氏名不詳者と共謀し、2024年12月26日ごろ、自宅で偽造のマイナンバーカード1枚を作成した疑い。男は「偽造の身分証を作っていたことに間違いないが、今回の名前のカードを作ったかは覚えていない」と供述しているという。
署によると、昨年1月6日、七尾市内に住む外国人から「名前は違うが、自分の顔写真が入ったマイナカードが送られてきた」と相談があり、事件が発覚した。カードには架空の氏名と番号、実在する住所が印字されており、ICチップは使用できない状態だった。
男は海外にいる指示役から提供されたデータを基に、自宅でパソコンやプリンターを使って偽造カードを作成し、国内の外国人に送付していたとみられる。署は生活費を得る目的だったとみている。
偽造されたマイナンバーカードは身分証明書として悪用されるケースがあることから、署は指示役や受注役などが販売に関与していた可能性もあるとみて調べている。今回カードを受け取った七尾市の外国人は偽造を依頼しておらず、誤って送付された可能性があるという。
男は昨年4月から10月にかけて、在留カードを偽装した容疑などで警視庁に5回逮捕されている。




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