違法薬物成分含む植物「カート」を密輸か ソマリア国籍の男を逮捕・起訴 全国初の摘発

違法薬物の成分を含む植物「カート」を日本に密輸したとして、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部は、麻薬取締法違反の疑いでソマリア国籍の無職ムスタファ・ヒラド・オメル被告(48)を逮捕し、起訴した。

起訴状などによると、ムスタファ被告は2024年10月から2025年1月にかけて、向精神薬「カチン」を含む植物「カート」を海外から密輸した罪などに問われている。

「カート」は熱帯地域に自生する植物で、葉や茎に興奮作用のある成分「カチン」などが含まれている。アフリカの一部の国では嗜好品として知られ、葉をかんで使用されることがある。

麻薬取締部によると、ムスタファ被告は2024年10月、ルワンダ共和国から約200kgの「カート」を羽田空港に輸入したとされる。2025年1月に空港で荷物を受け取りに訪れた際、現行犯で逮捕された。

さらに、その後に埼玉県内にあるムスタファ被告の自宅を家宅捜索したところ、袋に詰められた「カート」約50kgが見つかり、押収されたという。

麻薬取締部は、ムスタファ被告の認否については明らかにしていない。

「カート」をめぐり、麻薬取締法違反で摘発されるのは全国で初めてだという。

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