ベトナムからコメを密輸しようとしたとして、関税法違反などの罪に問われていた夫婦に対し、大阪地裁は2026年3月24日、有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、ベトナム国籍で輸入販売会社を経営するチャン・ティ・トゥ・フェン被告(37)と、夫の武重智之被告(48)は2025年6月、ベトナムからコメ約45tを不正に日本へ持ち込もうとしたとされています。
これまでの公判で検察側は、国内でのコメ価格高騰に乗じて利益を得ようとした動機を指摘していました。大阪地裁は判決の中で「密輸により利益を得ようとした悪質な犯行である」と言及。さらに、コンテナの奥にコメを隠蔽するなどの手法について「犯行は相応に巧妙であり常習性も認められる」と断じました。
大阪地裁は、両被告に対して拘禁刑2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。また、被告らが経営する法人としての会社に対しても、罰金100万円の判決を下しています。



