「金メダル」装い純金密輸の疑い、韓国籍の自称格闘家ら逮捕…金相場高騰で利ざや得ようとしたか

韓国の空港から金メダルを無許可で国内に持ち込もうとしたとして、大阪府警が韓国籍の男ら計8人を関税法違反(無許可輸入)などの疑いで逮捕・書類送検したことが捜査関係者への取材でわかった。

容疑は今年1月中旬、共謀して韓国の仁川国際空港から1枚500グラムの純金メダル計7枚を関西国際空港へ無許可で持ち込み、消費税の納付を免れようとした疑い。逮捕された韓国籍の男は、韓国にいる仲間の指示を受け、昨年12月頃から密輸に関与していたという趣旨の説明をしているという。

男らはメダルを首にかけ、格闘技大会の景品であると偽って税関を通過しようとしたが、大阪税関の職員がこれを発見し押収した。府警はその後、男5人を逮捕し、男女3人を書類送検。韓国籍の男以外の7人は日本人で、密輸の運搬役を担っていたとみられる。

金の密輸は、輸入時に課される消費税の支払いを免れた上で、国内の業者に消費税込みの価格で売却し、その差額を利ざやとして得る目的で行われる。近年の金相場の高騰に伴い消費税分の利益も増大しており、財務省のまとめでは、渡航制限が緩和された2022年以降、密輸の摘発件数は急増している。