無免許で銀行業を営んだとして、警視庁は7日、埼玉県川口市に住む40代の中国国籍の夫婦を銀行法違反(無免許営業)の疑いで逮捕した。
逮捕された夫婦は、来日中国人向けに不動産業や海外発送代行を行う会社を経営。警察の調べによると、2人は中国のウェブサイトに振込代行の広告を掲載し、日本滞在中の中国人客3人から両替の依頼を受けた。2024年9月から2025年2月にかけて計8回、日本のネットバンキングを通じて客の口座に計79万7000円を送金。その対価として、中国のオンライン決済サービスで手数料を含む中国通貨4万923元を受け取り、無許可で為替取引を行った疑いが持たれている。
別の事件の捜査から夫婦の会社が浮上し、今回の容疑が発覚した。調べに対し2人は、送金の事実は認めているものの「許可が必要だとは知らなかった」と容疑を一部否認しているという。
警察は、2023年以降に同様の取引が数万件に上るとみて、地下銀行としての実態解明を進めている。


