警察官装い90代男性から1465万円詐取か 東京の建設業男ら8人逮捕 被害総額10億円超の可能性

警察官を装って電話をかけるいわゆる「かけ子」として現金をだまし取ったとして、三重県警組織犯罪対策課は13日、詐欺の疑いで、東京都江戸川区東葛西8丁目の建設業、曾我好喜容疑者(24)=犯罪収益移転防止法違反罪で公判中=ら男女8人を逮捕したと発表した。県警は、8人が警察官や検察官を装って詐欺を繰り返し、昨年4月から9月までの被害額が10億円を超えるとみている。

ほかに逮捕されたのは、フィリピン国籍で東京都江東区東砂3丁目のとび職、秋山アントニことロレンソ・マーク・アントニ容疑者(22)、住所不定・無職の高崎光峰容疑者(23)、同じく住所不定・無職の門屋翔容疑者(23)、東京都江戸川区江戸川2丁目の無職、塩原蒼士容疑者(23)、都内に住む17歳から18歳の男女3人。

逮捕容疑は昨年7月から8月にかけ、何者かと共謀し、警察官を装って東京都東村山市の90代男性に「あなたの口座が狙われている。お金を検査する」などと電話をかけ、現金1465万円をだまし取った疑い。県警は8人の認否を明らかにしていない。

県警によると、8人はおよそ30回にわたり電話を重ね、男性に現金の引き出しを指示。男性は指示に従い、昨年8月13日、自宅前に紙袋に入れた現金を置いたところ、その後何者かに持ち去られたという。

県警は昨年9月、フリーマーケットサイトのアカウントを買い取った疑いで曾我容疑者を逮捕。その後、押収したスマートフォンの解析から詐欺への関与が浮上し、秘匿性の高い通信アプリで連絡を取り合っていた他の7人の関与も判明したとしている。

県警は、ほかにもかけ子や指示役、現金回収役がいるとみて、押収したスマートフォンの解析を進め、組織の全容解明を進めている。

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