茨城県警サイバー捜査課などの合同捜査本部は16日、他人名義のバーコード決済を不正に利用して商品を購入したとして、電子計算機使用詐欺や不正アクセス禁止法違反などの疑いで、ベトナム国籍の男女4人を逮捕した。警察は4人を「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」の一員とみて、組織の実態解明を進めている。
逮捕されたのは、東京都新宿区の無職の男(31)、千葉県松戸市の自称人材派遣業の男(27)、同市の無職の女(28)、同市の無職の男(21)の計4容疑者。県警は4人の認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は2023年2月26日ごろ、千葉県柏市のリサイクルショップにおいて、不正に入手したフリマアプリのバーコード決済画面を提示し、人気トレーディングカード「ポケモンカード」30パックやゲーム機コントローラーなど3点(販売価格計2万9964円)をだまし取った疑い。
県警によると、別のベトナム人グループによる同様の詐欺事件を捜査する過程で、今回の被害と4人の関与が発覚した。31歳の男が他人の決済情報を入手し、残る3人の実行役に指示を送る役割を担っていたという。容疑者の自宅からは、数千パックに及ぶトレーディングカードや数十台のスマートフォンが押収されており、県警は余罪についても詳しく調べている。



