大阪税関関西空港税関支署は、航空機旅客による覚醒剤などの密輸入事件1件と、コカイン密輸入事件1件について関税法違反の疑いで調査を行い、犯則嫌疑者あわせて3人を大阪地方検察庁に告発したと発表した。
税関によると、1件目の事件では、令和7年11月5日、タイ王国から関西国際空港に到着したマレーシア国籍およびタイ国籍の旅客2人が、それぞれのスーツケースに覚醒剤とみられる白色結晶約1,006.6グラムと、指定薬物エトミデートまたはその塩類を含有するとみられる液体(カートリッジ入り約1,002個)を隠して持ち込もうとしたという。いずれも税関職員の検査で発見され、国内への持ち込みは阻止された。
2件目の事件では、令和7年12月12日、ナイジェリア連邦共和国から到着したナイジェリア国籍およびイスラエル国籍の旅客1人が、スーツケースの底部を二重構造に加工し、コカイン塩酸塩を含む白色粉末約2,940.3グラムを隠して密輸しようとしたが、税関職員に発見された。
大阪税関は、いずれの事件も航空機旅客を利用した薬物密輸入未遂事件として、関係機関と連携して対応したとしている。



