英語能力試験「TOEIC」における不正受験事件で、警視庁国際犯罪対策課は23日、中国籍で東京都荒川区の職業不詳、李照北(リ・ショウホク)容疑者(30)を有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕したと発表した。李容疑者は、解答役を務めた京都大大学院生の男(同罪で起訴)を誘い出したリクルーター役とみられている。
同課の調べによると、李容疑者は知人である中国籍の大学院生を不正受験に勧誘し、報酬を支払っていた疑いがある。この大学院生は他人の名義で試験を受験し、小型マイクを使用して他の受験者に解答を伝達していたとされる。
逮捕容疑は今年3月、大学院生と共謀して東京都練馬区の試験会場において、他人名義の受験票を偽造し、これを使用した疑い。警視庁は、組織的な不正が行われていたとみて、背後関係や詳しい犯行実態について捜査を進めている。


