高知県警は、介護保険料の還付を名目に現金をだまし取ったとして、ベトナム国籍で住居不定・無職のグエン・ゴック・トアン容疑者(32)を詐欺の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2025年2月、共犯者と共謀して高知県香美市の60代女性宅に市職員を装って電話をかけ、「介護保険の払い戻しがある」と虚偽の説明を実施。女性を市内のATMへ向かわせて現金約35万円を振り込ませた後、東京都内のコンビニエンスストアのATMから全額を引き出した疑い。
被害者からの相談を受けた警察が、ATMや周辺の防犯カメラ映像を解析したところ、グエン容疑者の関与が浮上した。警察は、同容疑者が特殊詐欺グループの中で現金を引き出す「出し子」の役割を担っていたとみている。
調べに対し、グエン容疑者は「間違いありません」と供述し、容疑を認めている。警察は、組織の実態解明に向け捜査を進める方針だ。



