「電気止められ逆恨み」 東京電力の事務所の壁焦がす スリランカ国籍の男に懲役2年の実刑判決 山梨

甲府地裁は18日、東京電力の事務所に火を付けたとして、建造物損壊などの罪に問われていたスリランカ国籍の男に対し、懲役2年の実刑判決を言い渡した。

判決を受けたのは、山梨県甲府市で飲食店を経営するコタポラゲ・チャノルラキシャン・ジャサンタ被告(32)。被告は、東京電力パワーグリッド甲府事務所に火の付いた布を投げ込み、扉や外壁を損壊させるなど4つの罪に問われていた。

検察側はこれまでの公判で、被告が経営する店舗の電気料金を滞納して送電を停止されたことを逆恨みしたとし、「身勝手な犯行」と指摘していた。

馬場潤裁判官は判決理由で、「犯行は極めて危険で悪質であり、自己中心的な動機に酌むべき点はない」と断じた。一方で、被告が謝罪文を提出して更生への意欲を見せていることを考慮し、検察側の求刑懲役3年6カ月に対し、懲役2年の実刑判決とした。